2017年9月、イギリスで開催されたヒストリックカーイベント「グッドウッド・リバイバル」にて発表された「CATERHAM Seven Super Sprint(ケータハム セブン・スーパースプリント)」は、全世界で60台の限定販売でしたが、わずか7時間で完売となりました。その「CATERHAM Seven Super Sprint(ケータハム セブン・スーパースプリント)」が、ついに日本に上陸します。
その佇まいは、クラシックなクラブマンレーサーそのもの。そこで、あらためて 唯一無二のスポーツカーであるケータハムの歴史を紐解いてみたいと思います。何せ、古書を参考にさせていただき時間のあるときにアップしますので少なからずも間違いやズレがあるとは存じますが、そのあたりは寛大なご配慮いただけますようお願いいたします。
2009年、創業者のグラハム・ニアーンが死去。日本では、ピー・シー・アイ(現エス・シー・アイ)が正規輸入元となり、ケータハム・カーズの輸入を担当していくこととなる。
2011年、ケータハム・カーズは、世界最高峰のレースカテゴリーであるF-1(フォーミュラ・ワン)に参戦しているマレーシア資本の「チーム・ロータス(当時)」トニー・フェルナンデス代表に買収され、翌2012年からは、「ケータハム・F-1チーム」と改称してF-1(フォーミュラ・ワン)に参戦した。同年、ケータハム・カーズのCEOが、アンサー・アリから前財務責任者のグラハム・マクドナルドに交代し経営陣の刷新が図られた。ただ、F-1(フォーミュラ・ワン)の成績は一向に上がらず、2014年には、日本人ドライバー小林可夢偉を起用するも、その年限りで「ケータハム・F-1チーム」は売却されることとなる。