富士SUPER TEC 24時間レース

2018/06/03
FUJI SUPERTECH

「ピレリ スーパー耐久シリーズ2018 第3戦」に組み込まれた「 富士 SUPER TEC 24時間レース」の夜間走行を観戦してきました。

日本国内での24時間レースの開催は、1994年から2008年までスーパー耐久の1戦として開催されていた24時間耐久レース以来、10年ぶり。富士スピードウェイでは、1968年以来、50年ぶりの開催となり、6月2日(土)の15:00に決勝レースがスタート、24時間後の翌3日(日)の15:00のゴールを目指し、8クラス50台の車両がしのぎを削ります。

海外に目を向けると、世界三大耐久レースといわれるル・マン(フランス)、デイトナ(アメリカ)、スパ・フランコルシャン(ベルギー)の3レースそのすべてが24時間レースとなっています。

ただ、ここまで、参戦車両のクラスが多岐に渡り、車種も豊富なのはこの「 富士 SUPER TEC 24時間レース」だけではないでしょうか。GT3マシン(スーパー耐久のST-Xクラス)から市販車ベースのHONDAフィットまで、さまざまな車種の混走は観てていてもスリリングです。スーパーGTのGT500マシンとGT300マシンのそれよりもコース上の至る所でオーバーテイクシーンを観ることができます。その分速度差も大きく、かつ、夜間走行ということで、ドライバーの神経の消耗ははまり知れないものがあることでしょう。

日本でしか観ることのできない24時間耐久レース、今後、継続的に開催されることを願っています。