ケータハム歴史考 その9

2018/09/14
CATERHAM SEVEN 620R

2017年9月、イギリスで開催されたヒストリックカーイベント「グッドウッド・リバイバル」にて発表された「CATERHAM Seven Super Sprint(ケータハム セブン・スーパースプリント)」は、全世界で60台の限定販売でしたが、わずか7時間で完売となりました。その「CATERHAM Seven Super Sprint(ケータハム セブン・スーパースプリント)」が、ついに日本に上陸します。
その佇まいは、クラシックなクラブマンレーサーそのもの。そこで、あらためて 唯一無二のスポーツカーであるケータハムの歴史を紐解いてみたいと思います。何せ、古書を参考にさせていただき時間のあるときにアップしますので少なからずも間違いやズレがあるとは存じますが、そのあたりは寛大なご配慮いただけますようお願いいたします。

 

2013年には、フォード・デュラテック2000cc/直4DOHC+スーパーチャージャーで311psを絞り出すエンジンを549kgのボディに搭載した史上最強・最速のケータハム 「セブン620R」と、スズキ製660cc/直3ターボ 80psエンジンを490kgのボディに搭載した、まさにエントリーモデルのケータハム「セブン160」が登場し、2014年に日本国内でも販売が開始された。

その2014年には限定モデルが、相次いで国内発売される。

まずは、「Roadsport(ロードスポーツ)200」をベースに、ルビーレッドの特別色他を装備した「40イヤーズ・スペシャルエディション」を5台限定で発売。続けて、260psのコスワースチューン・デュラテックエンジンをSVシャシーに搭載した「セブン CSR450コスワース」をこれも5台発売。さらに、125psの1600ccシグマエンジンを搭載した「Superlight(スーパーライト)R200」をベースとしシングルシーター、ブラックグリーンの特別色、等でスパルタンに仕上げた「カムイ・コバヤシ・リミテッドエディション」を10台発売した。